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ボージョレー・ヌーボー

最近のボジョレー・ヌーボーは素晴らしいですよ。
今年は TAKU 円山で開かれた、注目のヌーボーの飲み比べに参加してきました。

全体のレベルも上がっていて、昔のようなガメイ種の特徴である苺ドロップの様な味のするものは少なくなりました。
そして自然派のこの2人の貢献も大きい様です。

まず1人目は Marcel Lapierre 氏です。
Chateau Cambon Beaujolais Nouveau
マルセル・ラピエール / シャトーカンボン ボジョレー・ヌーボー2015
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私が説明するより、楽天市場での説明を書いておきますね。(私の覚え書きでもあります)

「今日定着している、自然なワイン造りはマルセル・ラピエールが牽引したといっても間違いありません。
多くの造り手がマルセルから学び、フランス各地で自然なワイン造りが始まりました。
60歳と言う若さで亡くなったマルセル。
しかし、息子のマチュー、そしてマルセル最愛の妻マリーが今年もヌーボーを造り上げます。

シャトー・カンボンの葡萄から造られるラピエールのヌーボー。
厳しく選果した健全な房のみを仕込み、醸造過程では一切SO2を加えずに仕上げています。
ブラックチェリー、桃を想わせる香り。口にした瞬間から素晴らしく、濃厚で豊かな味わい。
しっかりとした旨味があり、じんわりと美味しさが広がる飲み飽きしないワインです。
天然酵母がもたらす複雑な香りや風味、そしてエレガントな味わいをお楽しみ下さい。」


そして次のワインは、マルセル・ラピエールの作る通常のワイン Raisins Gaulois です。
また楽天市場の記述の引用ですが、
「ボジョレーはヌーヴォーは知っているという方は多いと思いますが、ラピエール氏が造るこのベーシックレンジも味わう価値ありです。
もちろん化学肥料、除草剤、殺虫剤は用いず、健全なブドウのみを使い、人々に感動をあたえるワインを造る。
それが彼のモットー。 そんなラピエール氏が造るヴァリューなワイン。

2009年のヴィンテージより格付け分類変更により、VDF(ヴァン ド フランス)に変更
それに伴い「レザン ゴーロワ」に名称が変更になりました。」
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2人目は Philippe Pacalet 氏です。

マルセル ラピエール氏の甥でもあり、彼の影響を受けた自然派生産者です。
[ドメーヌ・ロマネ・コンティ社]の社長が運営する[ドメーヌ・プリューレ・ロック]で10年間働き、さらには、[シャトー・ヌフ・ド・パプ]の最高峰[シャトー・ラヤス]や[ルロワ]など世界最高峰のドメーヌで働いた経験と実績があり、[ロマネ・コンティ]の醸造長への誘いを断り、自身のドメーヌを設立しました。


フィリップ・パカレ・ボジョレー・ヴァン・ド・プリムール 2015
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パカレ氏が、【最高品質のボージョレ・ヌーヴォー】を目標に掲げ、2003年より造っているのがこのヌーヴォー。

「すべて無農薬で栽培された良質なドウだけを選別、ブドウの重みで自然に搾られたエキスのみをワインにするなど、頑固なまでの自然(ナチュラル)な状態に対するこだわりから産み出されるパカレ氏のヌーヴォーは、フレッシュな新酒の特徴を持ち合わせながらも、上品で奥の深い洗練された味わいで毎年、世界の愛好家を唸らせています。

しかも、入荷後すぐに飲んで美味しいだけでなく、翌年以降も素晴らしい熟成をするので、あえて「ヌーヴォー」と言わず、「ヴァン・ド・プリムール」という表記を用いています。」
またも楽天の受け売りですが。

でも本当にどれも安くて美味しい。
この様なワインが日常飲めたら最高なのですが、残念ながら入手困難です。

by adpilot | 2015-11-19 19:02 | グルメ